消費されるエネルギー
もしも地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できると仮定したらどうなるでしょうか。
そうなれば世界で一年間に消費されるエネルギーが、わずか1時間でまかなうことができるそうです。
ここでもう少し太陽光について補足すると、地球全体が太陽から受けるエネルギーは、その多くが地表や海面で熱に変わります。
そしてそのごく一部が風や波、海流等を起こすエネルギー源となります。
ちなみに石炭等の化石燃料も、そもそもは太陽エネルギーが地中に蓄積されたものです。
地球上にはクリーンエネルギー源と呼ばれるものが幾つか有ります。
それは太陽光や水等の、地球環境に負荷をかけないものです。
ではこれらの所謂クリーンエネルギー源が一体どれだけのエネルギー量を誇っているのでしょうか。
ここでこれらのクリーンエネルギー源を比較したデータがありますので、それを皆さんにご覧頂くことにしましょう。
- 水力毎秒5億Kcal
- 潮汐流毎秒7億Kcal
- 地熱毎秒77億Kcal
- 風波毎秒880億Kcal
- 太陽光毎秒420,000億Kcal如何でしょうか。
以上のデータから見てお分かりのように、太陽光は他のクリーンエネルギー源と比べて、とてつもなく大きなエネルギー量を誇っているのです。
全く比較にならない、と言ってもいいでしょう。
これほどまで大きな潜在能力と可能性を秘めた太陽光を発電用のエネルギーとして存分に利用しない手はないのです。
しかも太陽光発電は膨大なエネルギー量を誇っている他にも、幾つか他のエネルギー源にはない大きなメリットがあります。
ここまで説明すれば、太陽光発電が非常に巨大なエネルギーだという事を理解できるはずです。
昨今地球環境問題やエネルギー問題があれこれ叫ばれていますが、それらが皆ちっぽけな問題に思えてしまうくらい、太陽光発電には途方もない量、そして可能性があるのです。
しかも、当然ながら太陽光発電は石油や石炭のような他のエネルギー源のように枯渇する心配がありません。
太陽が照り続ける限り、太陽光発電は永続して利用できるのです。